フェイフェイの手

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フェイフェイの前足(右手首)はちょうど足首のあたりで外側に向かって曲がっています。全体的にむっちり骨太だけど、足首はさらに太くて、1歳ごろから少しずつ2年くらい大きくなっていました。
毎年毎年気になっていたんだけど、大きくなってき始めたときはフェイも触られるのを嫌がって、片足をひょこっともちあげることがおおかったので、毎年末の予防接種にて獣医さんに聞いていたんだけど最初の数年は様子をみていました。おととしあたりに不安になって、獣医さんに相談したあと、去年の予防接種でどうしても心配なので原因を判明させることはできるか相談したところ、レントゲンをとってみますか?といわれました。
そのときは聞いて終わりだったのだけど、かなり受ける気でした。でも母はいまいち乗り気ではないみたい。というのも、レントゲンにいくらかかるのか心配だったのと、そのとき獣医さんがいっていた「レントゲンをとってみても原因が判明せず、怪しい場合は出ている骨を少しけずって成分をしらべる」といったことに不安を感じたみたい。
とはいえ私だって、そんなのはいやだけど、チェックをしなかったばかりにもし悪い病気だったとして手遅れになってしまったらやりきれないし、安全なのかどうかだけでも確認したい気持ちがあったので1年母と話し合ったりしながら過ごして、昨年末まあじゅの予防接種で(まあじゅの予防接種のほうが1ヶ月くらい早いので)レントゲンにどれくらいかかるかきいて、具体的なことを聞いてみました。
時間も朝であれば予約せずにとれるし値段も、困るほど高くなかったのでお願いすることにしました。
そして昨年12月末に予防接種と一緒にレントゲンをとってもらいました。


とってもらってすぐに見てもらい、「やはりスコティッシュフォールドによくある病気の可能性がありますがまだなんともいえません」といわれました。
スコティッシュフォールドは近年人気がでてきて、飼っている方も増えているけど、もともとが突然変異からできた猫種なので安定がむずかしく、ブリーディングも注意が必要な種類の猫です。
私も飼い始めたころから、スコティッシュフォールドを飼っていたけど突然死してしまった、とか、病気が。。とかきいていたので、心配していました。
私は、よくネットなどでみかけた「骨瘤腫(こつりゅうしゅ)」が心配でした。もともと奇形の生まれやすいスコティッシュフォールドを人気にのせて無理に、考えずに交配したために生まれる遺伝性の病気です。といっても、気をつけてもおきてしまう場合ももちろんあるので、起こった猫ちゃんみんなが悲しい生まれ方をしたわけではないです。
この病気は軟骨の形がかわりすりへったりなどして末端の骨への異常がでたり腫れたりしてものすごく痛むそうです。そして絶対的な原因も、決定的な治療方法もみつかっていません。進行も個人差があるみたいですが歩けなくなったり、中には命をおとしてしまう猫ちゃんもいます。
なんとなく耳の病気が多いんじゃないかといわれることがおおいけれど、こちらをよく聞く気がします。
可能性があると獣医さんがいったあと、「1月に学会に参加するのですがそこで権威ある先生と話す機会があるのでこのレントゲンをみせてくわしくきいてきますので、1月以降に電話してください」といわれました。
猫の病気や、レントゲン診断で指折りの先生だそうです。
それで先週の金曜日に獣医さんに電話したところ、
「先生にみてもらいました、やはりスコティッシュフォールドに遺伝的におこる病気のひとつで”骨軟骨異形成症”というそうです。その先生も以前同じ病気になったスコを飼われていたのだけど最後はあまりの痛みに安楽死をさせたそうです。」といわれました。
ものすごく不安になったけど、フェイフェイの手については
「この病気は発症してからは痛みがかなりあるのだけど、フェイフェイちゃんの場合は発症はしているけどこの年齢でこの程度で、痛みもないのであればまず大丈夫ということでした。もし痛み出すようであればいつでもすぐに言ってください」といってくださいました。
フェイフェイは、病気としてあらわれたけど、早い段階で進行がとまったらしいです。完全に安心というわけではないけど、痛がらずにここまできているので大丈夫という可能性のほうが大きいみたい。
すごく安心しました。4本足すべてにおこる猫ちゃんもいるそうで、フェイフェイは右前足だけなので安心しました。
完全な安心ではないけど、いますぐどうこうしないとまずい、命の危険がある、というわけではないと聞いてほっとしました。
もちろん猫は人より短命だし、いつかそのときは来るだろうし、とんなかたちでおとずれるかわからないけど、自己満足にすぎないけれど、わかっていたのに、きづいていたのに・・・調べていれば、、という悔いを残したくないので調べて本当によかったです。
フェイフェイもまあじゅも特に大きな病気とかをしたことのない元気な眠り猫なのでうれしいです。
フェイフェイのまゆげとひげのさきが、くりりんと焦げたかのようにまるまってるんだけど、これも遺伝(*^−^*)?

「ほっといてにゃ!くるくるで、いいのにゃん!」
これからも元気に長生きしてね。

コメント

  1. こぶた より:

    織夜さん、そしてふぇいちゃん&まあじゅちゃんこんばんは。こちらでのコメントは初めてですがよろしくお願いします。
    この度はふぇいちゃんの病気の診断が出たそうですが、結果としては大事に至らない状態で本当に、良かったですね!
    Eye to Eyeを発見してふぇいちゃんに出会い、初めてスコティッシュフォールドという猫種を知りました。
    折れたお耳・まん丸お顔とまん丸お目め、短い手足・・・大元は突然変異とはいえ、奇跡的な可愛らしさですよね!ライブカメラを眺めては幾度となく癒されてます。
    私は今週末に念願のペット可物件への引越しが叶います。スコちゃんを迎えたかったのですが、私も同居人も猫の飼育は初めてで、初心者には病気の管理含め難易度が高いと聞き断念する事になりました。まあじゅちゃんの猫種ラグドールも存在感があって愛らしくてとっても魅かれたのですが、現在候補の猫種は同居人との協議(笑)の結果、スコちゃんに通ずる丸みのあるブリティッシュ・ショートヘアです。
    すこし先になると思いますが、我が家にやってきた際はお知らせしますね〜。
    追伸
    ふぇいちゃんのヒゲ先の秘密ポイント、プリテーです
    !!

  2. イソフラボン子 より:

    通りすがり改めイソフラボン子です。
    日記読みました。
    2月15日に読んだのですが、何か返信しなくちゃ!と思いつつ、でも何て書いたらいいのだろう…?って思ってしまい、こんなに日にちがたってしまいました。
    あの愛らしい前脚にこんなことがあったんだ…ってしばし、ぼんやりとしてしまい、いろいろ考えてしまいました。
    >Eye to Eyeを発見してふぇいちゃんに出会い、
    >初めてスコティッシュフォールドという猫種を知りました。
    >折れたお耳・まん丸お顔とまん丸お目め、短い手足・・・
    >大元は突然変異とはいえ、奇跡的な可愛らしさですよね!
    >ライブカメラを眺めては幾度となく癒されてます。
    こぶた様と同じく、私もスコちゃんという種類に興味持ったのはこのライブカメラのサイトでした。
    ありえないラブリーポーズ、全てのパーツが黄金比率のフェイちゃんに一目惚れしてしまい、パソコンを立ち上げる時はかかさずこのサイトを開いています。
    フェイちゃんの寝顔を見ると、外で嫌なことがあった時も、しばし忘れられるのです。
    今は「痛みは無い」ということでホっとしています。
    フェイちゃんとまあじゅ君の健康をお祈りします。
    こぶた様
    ブリティッシュ・ショートヘアって知らなかったので検索してみました。皆さん、なかなか美猫ですね!

  3. 織夜 より:

    こぶたさん
    こんにちは、お返事が遅くなってしまい申し訳ありません。
    フェイフェイの手首?の骨が出てきていると感じてから、診察してもらうまで、家族も戸惑ったりしてなかなかすぐにはできなかったのですが、進行する可能性が極めて低いとのことなので、ようやく安心できました!
    フェイフェイを迎えた当時はまだあまりスコティッシュフォールドという猫種がしられていなくて、とにかくまんまるでかわいい♪と思ったことからフェイとの生活がはじまったのですが、元気に成長してくれていて、皆さんに見てもらえるようになってとてもうれしく思っています。
    お引越しは無事終わりましたか??ペット可の物件、とてもたのしみですね!
    今は画像掲示板がちょっと表示されてないですが、近々新しい画像掲示板にする予定なので、猫ちゃんが来たときはぜひ写真をのせてくださいね♪ブリティッシュショートヘアは、毛の色がロシアンブルーのようで、あとはスコみたいでとってもかわいいですよね♪飼っている方の写真てみたことがないので、楽しみです!

  4. 織夜 より:

    イソフラボン子さん
    こんにちは、お返事遅くなってしまい申し訳ありません。
    結果が明るいので、さらっとかかなくては!と思っていたのですが、いざかいてみると、大丈夫だったという安心と、それまでの不安だった気持ちがおしよせてついついあんな感じになってしまいました(^−^;)
    こぶたさんもいってくださいましたが、私のサイトで、スコティッシュフォールドという猫種をしった、ときくと、なんだかとてもうれしくなっちゃいます♪
    ライブカメラもスコとの(猫との)生活も、わからないことだらけだったのに、今では毎日見に来てくださる方がいるということ、すごく感激しています。
    スコティッシュフォールドは突然変異からですが、きちんとしたブリーダーさんから譲ってもらえれば、こういうことも少ないそうですが、やはりまったくないということではないそうなので、それを考えるとちょっとあやしげ・・・な「鳥獣店」でフェイに出会えた私には、健康で今日まで生きてくれていてとてもうれしいです。
    そしてこれからも長生きしてほしいな♪

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